人体実験

人間は誰でも努力する事は出来る。

しかし努力出来る許容範囲は人それぞれで

予め決まっている。

それは、頑張っていないとかでは無く

単にその人が持つ性質の違いである。

例えば、1日10時間寝ないとしんどい人がいる。

反面、1日3時間しか寝なくても平気な人がいる。

例えば、一ヶ月60時間の残業がしんどい人がいる。

反面、90時間の残業が平気な人もいる。

しかし、求められてるノルマは皆同じなので

私はタフな人が羨ましいと感じていたのである。

歳を取ると焦る、残された時間を大切に使わなくてはと、焦らざるを得なくなる。

しかしあれもしないとこれもしないとと少し予定を

詰め込むだけで貧弱な身体は悲鳴をあげる。

まずメンタルが不安定になる。

そしたら、鼻や、喉、心臓、皮膚

様々な部分に異常をきたす様になる。

だから予定を詰め込むのを一旦やめる。

そのまま続けると、メンタルか身体が本格的に

病気になるからだ。

では、許容値が低い人は泣き寝入りをするしか

無いのだろうか。

そうではないと私は思う。

自分に見合う手順で、また自分に見合う道具を

使い出来るだけエネルギーの消費を抑えれば

なんとか生きていけるのでは無いだろうか。

勿論人並みは難しいだろうが、

それでも少しは近づく事が出来るのでは無かろうか。

食べ目や、睡眠や、仕事の方法まで

私は今日も実験を繰り返す。

勿論星占術を考察するのも、実験の一環である。